お姉さんの直子とともにニューヨークを拠点に、欧米で活躍している大島姉妹が、現代のアメリカ作品を集めたアルバムが出た。コープランドは、ヴァイオリン・ソナタの編曲で、アメリカ民謡をうまく取り込み、カーリアは89年の作で、細かな音がめまぐるしく動き回る曲。ワイルダーは、ちょっと新古典的でジャズっぽさがあり、ムチンスキーは、楽器の表現の追求を目指し、バーンスタインは溌剌としている。大島は、息の長いフレーズもテクニカルなスピード感のあるフレーズも、まったく安定している。
(田中明) --- (「CDジャーナル・レビュー」より 2001年07月号)